お葬式・葬儀の仕事 葬祭ディレクター

葬祭ディレクターという資格

葬祭ディレクターは厚生労働省が認定する国家資格となります。1級と2級が存在し、受験資格としては、1級は葬祭実務経験を5年以上有する者あるいは平成18年度以前に2級合格後2年以上の実務経験を有する者で、2級は葬祭実務経験を2年以上有する者です。ちなみに、在学中のアルバイト経験は実務経験年数には含まれません。

この資格は働く上での必須資格ではありませんが、お客様への信頼の指標にはなるでしょう。高齢化社会を迎え、葬祭業務は社会的重要性が高まっており、それと共に「いかにお客様の身になって細やかサービスができるか」その専門性が求められています。そして、需要と共に葬祭業界に対する社会的監視は強まっていき、求められる葬祭ディレクター像はより洗練されたものとなっていくでしょう。学科試験の他にも、実技試験もありますが、葬儀司会など通常業務の延長線上にあるものであり、難易度の高いものではありません。